にきびケア

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「にきび」とは肌にできる炎症を伴った発疹のことを言います。 多くの場合、皮脂腺の多い顔や背中、胸などに発生します。

一般的に、１８才位迄にできるホルモンバランスの変化に起因するにきびのことを「思春期のにきび」、 それ以降のにきびを「大人にきび」として区別しています。

にきびには、実にいろいろな原因があり、いろいろな要素が絡み合って現れます。

「思春期のにきび」の多くはホルモンバランスの変化によるものが多く、大人になるにつれ自然と症状は治まっていきます。

しかし、「青春のシンボル」と呼ばれるにきびですが、実は大人になっても悩まされることがとっても多いのです。

では何故、大人になってもにきびはできるのでしょうか？

にきびの多くは、『皮脂の過剰な分泌』、『毛穴のつまり』、 そして、 紫外線の影響や乾燥、体の状態やホルモンのバランス、精神的・肉体的ストレスなどと言った要因が複雑に絡み合ってできるのです。

皮脂や古くなった角質が毛穴をつまらせると、毛穴のなかで細菌が繁殖し、ニキビの原因となります。
また、乾燥や洗いすぎなどで肌の水分が不足することにより角質が厚くなってしまい毛穴をつまらせてしまうこともあります。

★ にきびを改善するには

★ 食生活を見直す！！

肌の正常な新陳代謝を促すためには油分の多い食事を避け、ビタミンB2やビタミンB6を積極的に摂るように心がけましょう。

また、ビタミンCやミネラル、食物繊維なども肌の健康に必要な栄養素です。
肌のバランスを整えるには、食事もバランス良く摂らなければならないのです。
これらの栄養が食事だけでは不足がちという場合はサプリメントを活用して補うことも必要です。

そして、糖分の摂り過ぎはせっかく摂取したビタミンB2、ビタミンB6を大量に消費してしまうのでなるべく控えるようにしたいものですね。

また、アルコールの取り過ぎもビタミンB2の吸収を低下させると言われています。
単に、必要な栄養を摂取するだけではなく、
摂取した栄養が充分肌にいきわたるように気遣うことが大切です。

★ 睡眠を充分にとる

皮脂の分泌を正常に保つ為には質の良い睡眠が不可欠です。
寝不足や夜更かしが続くとホルモンバランスが崩れ皮脂が過剰に分泌されがちになります。

また、紫外線を浴びたり、乾燥にさらされたりと日中に受けた肌のダメージを修復するのは睡眠の役割です。

いつも状態の良いお肌を保つために質の良い睡眠はとっても重要です。

★ ストレスを溜めないようにする

ホルモンバランスを崩す要因にはストレスが挙げられます。

ストレスにさらされた時に体内で分泌するストレスホルモンは肌の新陳代謝を促すビタミンB2の働きを抑制してしまうと言われています。

また、ストレスはニキビをはじめとした肌のトラブル以外にも体にさまざまな悪影響を及ぼします。 趣味や運動で気分転換をするなどストレスを溜め込まないよう心がけたいものです。

★ 正しい洗顔とスキンケアを習慣化する

肌の余分な皮脂や古くなった角質、汚れは毎日の正しい洗顔で取り除きましょう。
洗顔効果を期待して強くこすってはいけません。

肌はとってもデリケートなものです。
自分の肌にあった洗顔料でやさしく洗うことがポイントです。

そして、洗顔後のケアもとっても重要です。
洗顔後のケアを怠ると、
肌が乾燥して角質が厚くなってしまったり、油分を補おうと皮脂が余計に分泌されたりして、 かえってにきびを悪化させることにもなりかねません。

保湿と過剰な皮脂の分泌を抑えることが洗顔後のスキンケアの基本なのです。

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